企業ネットワークの71%以上 が、オフィスとオフネットワークを使い分けながら働くリモートワーカーやハイブリッドワーカーで構成されるようになりました。
パンデミックの影響で多くの組織が大勢のリモートワーカーのサポートを短期間で開始することになり、今では、あらゆる場所で働くスタイルが定着しつつあります。このようなハイブリッドの働き方によって、企業ネットワークをオンプレミスが主流の従来のモデルから新しいマルチブランチネットワークへと変化し、クラウドエッジ(ユーザーとクラウドアプリケーション間の直接接続)がネットワークユーザーと企業ネットワークの間の通信を仲介する一般的な方法として利用されるようになりました。
SASE(Secure Access Service Edge)は、次のような機能を提供します。
- リモートユーザーへの効果的なポリシーの適用
- ツールの乱立の緩和と運用の効率化
- リスクの低減
課題
VPNへの過度な依存を強いられるオフネットユーザーは、オフィスでは利用可能なファイアウォールやその他のセキュリティによって保護されることなく、自宅や公共の場所からインターネットにアクセスします。自宅や外出先で感染したデバイスで会社のリソースにアクセスすると、企業ネットワークまで脅かされることになります。さらには、オフネットワークのユーザーエクスペリエンスが低下する可能性があることは、リモートユーザーの70%以上がネットワーク接続でパフォーマンスの問題を報告していることからも明らかです。
ネットワーキングやセキュリティのリーダーに求められているのは、ユーザーエクスペリエンスに影響したり、脅威の検知や修復の能力を低下させたりすることなく、オンプレミスのセキュリティとゼロトラストポリシーの適用をあらゆるユーザーに拡大することです。
ソリューション
FortiSASE SIA は、高性能で常時接続の脅威保護とネットワーキングとセキュリティが統合された、VPNにとどまらない機能を提供します。フォーティネットのオペレーティングシステムであるFortiOSにより、以下の機能が提供されます。
- FWaaS(Firewall-as-a-Service)
- 侵入防止システム(IPS)
- データ漏えい対策(DLP)
- Domain Name System(DNS)
- セキュアWebゲートウェイ(SWG)
- ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)
- サンドボックス
リモートユーザーは、業界をリードする脅威インテリジェンスを活用するスケーラブルなSASEソリューションにより、安全に保護されます。シンプルなFortiClient エージェントを利用することで、オンネットとオフネットの両方のユーザーに同一のセキュリティポリシーによる保護を提供し、オフィスの外からアクセスするユーザーの管理と保護を簡素化します。
主な利点
FortiSASE SIAは、セキュリティポリシーとゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)をオフネットワークのリモートユーザーに適用することで、企業ネットワークの感染を防止し、フォーティネットの業界をリードするエンタープライズセキュリティとネットワーキングをクラウドエッジにまで拡大します。セキュリティとネットワーキングのステークホルダーは、ファイアウォールとセキュリティの一貫性あるポリシーをあらゆる場所のユーザーに適用できます。

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主な機能

フォーティネット セキュリティ ファブリックの一部として機能
FortiSASEは、SD-WAN、CASB、セキュアWebゲートウェイ、マイクロセグメンテーション、エンタープライズセキュリティを含むフォーティネットセキュリティプラットフォームの一部として、最高のパフォーマンスのSASEソリューションをクラウドから提供します。

ビジネス継続性の強化
柔軟で安全なアクセスを時間や場所の制限なくリモートユーザーに提供し、遅延によるネットワークパフォーマンスの低下を発生させることなくビジネス継続性を維持します。

セキュリティの統合と簡素化
FortiSASEは、ネットワーキングとセキュリティのあらゆるニーズに対応する、最も包括的なSASEソリューションです。