ユーザーのセキュアなアクセスのためのフォーティネットのアイデンティティ / アクセス管理製品

アイデンティティ / アクセス管理(IAM)を簡潔に定義するならば、適切なユーザーが適切な理由で適切なリソースに適切なタイミングでアクセスできるようにすることだと言えます。IAMの目標は、セキュリティを向上させ、最終的にビジネスの成果を実現することです。IAMは、コストの削減、運用とサービスレベルの向上、セキュリティ目標の達成に向けたコンプライアンス支援、さらにはBYOD(私的デバイスの活用)の拡大、クラウドコンピューティングの導入、モバイル化が進むワークフォーストランスフォーメーションの拡大に適応するための俊敏性の実現において、組織をサポートします。
フォーティネットのIAMソリューションは、オンプレミスとクラウドで重要な情報へのユーザーアクセスの制御を可能にします。これにより、ロールベースのアクセス制御が可能となるため、システム管理者は従業員、ゲスト、請負業者、パートナーなど、組織内の各ユーザーのロールに基づいて、システムやネットワークへのアクセスをプロビジョニングすることができます。フォーティネットのIAMは、シングルサインオン(SSO)、二要素認証、X.509証明書管理の機能も提供します。フォーティネットのIAMは、オンプレミスやホスティング型クラウドにも、またFortiToken Cloud経由でフォーティネットのクラウドベースのサービスモデルとしても導入可能です。
ソリューションブリーフ(英語)フォーティネットのIAMソリューションとは?

フォーティネットのIAMソリューションは、セキュアなアクセスのための大規模にアイデンティティを検証する必要のある組織をサポートします。ネットワークサービス、データ、アプリケーションへのアクセスニーズは、ユーザーの要件によって異なってきますが、フォーティネットのIAMは、次の3つの主要コンポーネントを通じてすべての人にセキュアなアクセスを提供します。
- 強力な認証でユーザーアイデンティティを検証し、ユーザーのロールに関連付けて、適切なリソースへのアクセスを承認します。
- Webサイト、企業、個々のユーザー、デバイスなどのドメイン所有者のアイデンティティ検証に使用されるデジタル証明書を管理します。
- SSO機能を使用して、ユーザーログインを削減します。ユーザーは一度ログインすると、許可されたリソースへのアクセスがワンクリックで可能になります。
FortiGate次世代ファイアウォール(NGFW)は、中小規模企業向けにIAM機能を提供します。組織が拡張した場合には、FortiAuthenticatorの使用をお勧めします。強力な認証が必要な場合には、FortiTokenがハードウェアトークンまたはモバイルアプリケーション経由での二要素認証によるアイデンティティ検証機能を提供します。さらに、FortiToken Cloudを介して二要素認証サービスを取得することもできます。
ビデオを見る(英語)フォーティネットのIAMソリューションの詳細
主な機能

アイデンティティ認証と証明書管理を一元化
企業はFortiAuthenticatorを使用することで、ユーザーが社内オフィスにいるか、VPNや無線LANでリモート接続しているかにかかわらず、ユーザーアクセス制御が可能になります。

二要素認証
FortiTokenを介した二要素認証により、脆弱なパスワードや盗んだパスワードを使用するハッカーのネットワークへのアクセスを防止します。

SSO
ユーザーアプリケーションは、単一の場所またはポータルで提供されます。ユーザーは一度ログインするだけで、許可されたリソースへのアクセスがワンクリックで可能になります。
フォーティネットから得られるメリットとは?
コスト削減
アイデンティティストレージ、ユーザーのプロビジョニングと検証、トラブルシューティングが組織全体で一元化されるため、運用コストが低減します。
ビジネスアジリティの向上
強力な認証機能により、コンプライアンスの向上、データ侵害リスクの低減、BYODやクラウドの導入が可能になります。
生産性の向上とセキュリティの強化