フォーティネットのATPセキュリティファブリックアプローチ
フォーティネットのFortiSandboxソリューションは、さまざまな脅威ベクトルを標的にしたゼロデイ攻撃から組織を自動的に保護します。
ビデオを見る(英語)旧世代のウイルスはあまり高度ではなく、発生件数も少なかったため、アンチウイルスツールでもシグネチャデータベースを活用することで十分な対策を講じることができました。
ところが、最新型のマルウェア は、エクスプロイトをはじめ、新たな攻撃手法を使用しています。ハッカーは正当なアプリケーションの脆弱性を悪用して異常を発生させ、コンピュータシステムのセキュリティを侵害しようとします。未知の脆弱性を悪用する攻撃はゼロデイ攻撃と呼ばれ、サンドボックスが登場するまで、有効な対策はありませんでした。
マルウェアサンドボックスとは、アプリケーションの操作(Wordドキュメントを開くなど)を隔離環境で実行するシステムです。サンドボックスは、安全で擬似的なユーザー環境において、オブジェクトの動的な挙動とさまざまなアプリケーションのインタラクションを分析し、悪意のある挙動を特定します。万一、予期しない動作や悪意のある挙動が発生しても、その影響はサンドボックス内に制限され、ネットワーク上にある他のコンピュータやデバイスには影響しません。また、悪意が認められた場合、アラートと脅威インテリジェンスを生成し、ゼロデイ攻撃を阻止します。
マルウェアサンドボックスは、一般的に次のような特徴を備えています。
FortiSandboxには、ハードウェアアプライアンス、仮想アプライアンス、パブリッククラウドをはじめとする幅広いフォームファクターが用意されているほか、ホスティング型サービスとしても利用できるため、それぞれの環境に最適な導入オプションを選択できます。
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形状 |
1 RU |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
600(最大VM数使用時) |
インタフェース |
4x GE RJ45 ports |
形状 |
1 RU |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
1,400(最大VM数使用時) |
インタフェース |
4x GE RJ45 ports、4x GE SFP slots |
形状 |
2 RU |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
2,400(最大VM数使用時) |
インタフェース |
4x GE RJ45 ports、2x 10 GE SFP+ slots |
形状 |
2 RU |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
5,600(最大VM数使用時) |
インタフェース |
4x GE RJ45 ports、2x 10 GE SFP+ slots |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
ハードウェアに依存 |
インタフェース |
6 仮想ネットワークインタフェース(最小) |
実環境の処理効率(ファイル数 / 時) |
20,000 |
インタフェース |
6 仮想ネットワークインタフェース(最小) |
クラウドへの移行を進める企業にとって、セキュリティインフラストラクチャをシームレスに拡張し、クラウド内のワークロードと資産を高度な脅威から保護することは急務です。FortiSandboxは、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドをネイティブサポートします。これにより、FortiSandbox(サンドボックス)、FortiGate(NGFW)、FortMail(SEG)、FortiWeb(WAF)、FortiClient(EPP)、FortiSIEM(SIEM)、サードパーティソリューションと統合できる包括的なクラウドセキュリティアーキテクチャの構築が可能になります。
AWS Marketplace:
Azure Marketplace:
FortiSandbox Cloudは、オンプレミスのFortiSandboxに代わるターンキーソリューションを必要とする組織にとって、理想的な導入オプションです。このサービスでは、アプライアンスと同等の高速検知と自動レスポンス機能がクラウドで提供されます。また、ゼロデイ攻撃のサンドボックス分析をあらゆるセキュリティ制御機能(ファイアウォール、セキュアメールゲートウェイ、エンドポイント保護など)へと柔軟に統合し、複数の場所で脅威保護を自動化できます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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フォーティネットのFortiSandboxソリューションは、さまざまな脅威ベクトルを標的にしたゼロデイ攻撃から組織を自動的に保護します。
ビデオを見る(英語)
侵害防御システムテストレポート:
NSS Labsは、2019年第1四半期に、フォーティネットのFortinet FortiGate 500E v6.0.3 + FortiClient v6.0.3.6219 + FortiSandbox v3.0.2(AWS BYOL)について単独のテストを実施しました。
ICSA Labsは、2020年第3四半期に、フォーティネットのATP(高度な脅威保護)ソリューションを33日間テストし、新規やあまり知られていない悪意のある脅威をどれだけ検知できるかを検証しました。
サンドボックス | アンチウイルス | |
ゼロデイマルウェア | ○ | × |
マルウェア検知のタイプ | 既知、ポリモーフィック、未知 | 既知、ポリモーフィック |
マルウェア分析 | 静的および動的分析 / 振る舞い分析 | シグネチャベースの分析、静的分析 |
ブリーチ防御の自動化
さらなる効率化とパフォーマンス
広範な統合
ITとOTを統合したゼロデイ脅威対策
脅威調査をスピードアップ
第三者機関からトップクラスの評価を獲得
セキュリティプロフェッショナルのための高度なトレーニング、ITプロフェショナルのための技術トレーニング、テレワーカーのための意識向上トレーニングを実施しています。
詳細はこちら(英語)