ニュースリリース

サイバーセキュリティの世界的リーダーで、幅広い適用領域で（Broad）システム連携し（Integrated）自動化された（Automated）ソリューションを提供するフォーティネット（Fortinet®）は、同社が2020年Google Cloudグローバル テクノロジー パートナー オブ ザ イヤー賞をセキュリティで受賞したことを発表しました。

フォーティネットは以下の点についてGoogle Cloudエコシステムで両社共通のお客様を支援した功績が認められました。

• Google Cloudとオンプレミスデータセンターにまたがる一元コントロールでセキュリティ管理を簡素化。
  
  
• Google Cloudのワークロードとアプリケーションに対するクラウドネイティブな可視性とコントロール。
  
  
• シグネチャベースではなく振る舞いベースのクラウドネイティブなエンドポイント保護 / 検知 / レスポンスでエンドポイントセキュリティを強化。
  
  
• スケーラブルでマルチレイヤーのセキュアな接続にフォーティネット クラウドセキュリティサービス ハブを活用。
  
  
• BYOL（Bring-Your-Own-License）およびPAYG（Pay-As-You-Go）課金オプションの柔軟性により、VMとSaaSのフォームファクターでネイティブクラウドセキュリティ商品を容易に配備しつつ、お客様の選択に基づくさまざまな消費モデルでコスト管理を最適化。

Google Cloud向けのフォーティネットアダプティブクラウドセキュリティ
フォーティネットはGoogle Cloudと5年余りにわたって協業しており、両者共通のお客様のクラウドトランスフォーメーション / ジャーニーを支援するため、パートナーシップを大幅に加速させています。フォーティネットはGoogle Cloudとともに、お客様のワークロードの安全とコンプライアンスを確保するため、最重要相互パートナーシップを確立しており、企業の総合的なブランド保護の負担を軽減しています。フォーティネットは信頼のおけるGoogle Cloudプレミアパートナーであり、Google Cloudは経験豊富なフォーティネット ファブリック レディ パートナーです。フォーティネットがセキュリティのGoogle Cloudテクノロジー パートナー オブ ザ イヤーとして評価されたのは、お客様のセキュリティ問題を解決し、Google Cloudへの移行を簡素化する両社の取り組みによるものです。

Google Cloud向けのフォーティネットアダプティブクラウドセキュリティは、Google Cloudをベースとする環境をお持ちのお客様に首尾一貫した先進的なエンタープライズセキュリティを提供します。フォーティネット セキュリティ ファブリックは、オンプレミス、データセンター、そしてクラウド環境を横断してビジネスワークロードを保護し、クラウドベースのアプリケーションを対象とした多層防御型セキュリティを提供します。このソリューションは、フォーティネットのセキュリティ機能をGoogle Cloudにネイティブに組み込む仮想マシン（VM）、コンテナ、およびSaaSデリバードプロテクションを含むさまざまなフォームファクターでネットワーク、アプリケーション、およびクラウドプラットフォームセキュリティ機能を提供します。

フォーティネットは、Google Cloudのプラットフォームと統合された一連の先進ネットワークセキュリティソリューションを提供し、クラウドベースのインフラストラクチャとアプリケーションの保護を実現します。これらのソリューションの内容は次のとおりです。

• Google Cloudのプラットフォーム上のFortiGate VMとSecure SD-WANは、あらゆる規模の組織に次世代ファイアウォール（NGFW）機能を提供し、NGFW、またはVPNゲートウェイとして配備できる柔軟性を備えています。FortiGate VMは、Google Cloudの先ごろ発表されたNetwork Connectivity Center（NCC）との統合を実現します。NCCは、ハイブリッドおよびマルチクラウドにまたがってセキュアSD-WANを備えたGoogle Cloudのファーストパーティネイティブクラウドアンダーレイと、フォーティネットのクラウドオンランプサービスとの橋渡しをします。
• FortiWeb Webアプリケーションファイアウォール（WAF & WAFaaS）は、IaaSプロバイダーのセキュリティを、諸機能とAIベースの機械学習検知エンジンで補完し、脆弱性エクスプロイトからWebアプリケーションを守ります。具体的には、ボット、マルウェアアップロード、DDoS攻撃、持続的標的型攻撃（APT）、ゼロデイ攻撃などが挙げられます。
• FortiManagerは、企業環境全体を一元管理し、エンドツーエンドで保護します。ネットワークトラフィックに対するインサイトを提供し、脅威を封じ込めるためのエンタープライズクラスの機能を提供します。
• FortiCWPは、Google Cloudの管理サービスとセキュリティサービスのAPIレベルでの統合により、Google Cloudで実行するワークロード向けのクラウドワークロード保護とクラウドセキュリティ態勢の管理を実現します。これにより、組織は、クラウドリソースを、構成、アクティビティ、トラフィックフローも含めて監視 / 追跡することができます。FortiCWPはまた、プラットフォームにまたがる脅威フィードの可視性と統合を可能にするためGoogle Security Command Center（SCC）と連携します。
• Google Cloud上のセキュアSAP S / 4HANAは、高度なセキュリティとクラウドワークロードにまたがるオーケストレーションをお客様に提供します。Google Cloud向けのフォーティネット セキュリティ ファブリックは、ハイブリッド / マルチクラウドインフラストラクチャ全般における攻撃対象領域を保護し、SAPプロジェクトに必要な柔軟性を提供します。

クラウドネイティブなエッジ / エンドポイントセキュリティ
フォーティネットはまた、Google Cloudとのパートナーシップを通じて、デバイス侵害のリスクを軽減する最先端のエンドポイント保護 / 検知 / レスポンスを提供し、場所を問わずユーザーの生産性とアプリケーションのデリバリーを実現しています。具体的にいうと、フォーティネットのFortiEDRはGoogle Cloudのエッジ / ゼロトラストソリューションを強化し、特許を取得した振る舞いベースの機能をお客様に提供します。これらの機能は、正当なオペレーティングシステムのアクティビティの妨害を検知し、正常なシステムの動作を中断せずにリアルタイムで妨害を解消し、クラウドの人工知能とFortiGuard Labsのヒトによるリモートエキスパート分析で分類します。この機能は、AV ComparativesとMITRE Engenuity、そしてお客様ご自身によって実施される第三者機関による比較テストを通じて着実に検証されています。

Google Cloudのグローバルパートナーエコシステム担当コーポレートバイスプレジデント、Kevin Ichhpurani氏は次のように述べています。「セキュリティのテクノロジー パートナー オブ ザ イヤーでフォーティネットを表彰することを誇りに思います。この賞は、お客様の成功に対するフォーティネットの尽力と、Google Cloudにおける革新的でインパクトの強いセキュリティソリューションの提供を認知したものになります。今後もフォーティネットと協力し、クラウドテクノロジーでお客様のためにビジネスバリューを創造してまいります」

フォーティネットのプロダクト担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMO、John Maddison（ジョン・マディソン）は次のように述べています。「セキュリティのGoogle Cloudテクノロジー パートナー オブ ザ イヤーに選ばれたことを光栄に思います。この賞は、Google Cloudのテクノロジーとフォーティネットの業界をリードするセキュリティ ファブリック製品の素晴らしいコンビネーションにより、革新的なクラウドセキュリティと顧客満足を達成した2020年の当社の目覚ましい成功が評価されたものです。この賞の受賞は、長年にわたるGoogle Cloudとのパートナーシップを見事に実証しています。今後も引き続き協力し、共通のお客様に先進的なクラウドセキュリティを提供してまいります」