ニュースリリース
フォーティネット、急成長を遂げているSD-WANベンダーとしての評価を再び獲得し、イノベーションによってSD-WANをあらゆる場所に提供する高い能力を実証
新製品FortiGate 80Fを発表し、業界をリードするSD-WANポートフォリオを拡充
幅広い適用領域で(Broad)システム連携し(Integrated)自動化された(Automated)サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーであるフォーティネット(Fortinet®、NASDAQ: FTNT)は本日、SD-WAN関連製品の新たな市場シェアを公開すると同時に、SD-WANアプライアンスの継続的なイノベーションの証となる最新のFortiGate 80Fを発表しました。
フォーティネットが提供する真のセキュアSD-WAN
フォーティネットのセキュアSD-WANをはじめとする真のセキュアSD-WANソリューションは、高度なルーティング、統合型次世代ファイアウォール(NGFW)、自律型SD-WAN機能、直感的なオーケストレーションを、有機的に単一のソリューションに統合します。このソリューションを採用することで、インフラストラクチャや運用のリーダーは、堅牢なWAN機能を利用して最新のハイパフォーマンスデジタルアプリケーションの動的な経路を選択し、自宅、支社、キャンパス、マルチクラウドの環境の運用の大幅な簡素化と自動化を実現できます。フォーティネットはSD-WANをあらゆる場所で提供し、多様なユースケースのサポートを通じて、常に市場をリードしています。
市場の活況と主要なSD-WANユースケースのサポート
フォーティネットは、Omdiaの最新のレポート(Omdia Market Share : Data Center Network Equipment Q1 2020)において、最も急成長を遂げているSD-WANベンダーであると再び評価されました。同レポートは、フォーティネットのSD-WANの売上が前年比247%増を達成したと報告しています。
また、ガートナー社が発表した市場シェアのデータによると、フォーティネットは2019年第1四半期から2020年第1四半期の1年間に、世界のSD-WAN機器の市場シェアで最大の売上成長率を達成しました。このガートナー社の最新の市場シェアレポートでは、2020年第1四半期におけるSD-WANハードウェアの売上高ベースでフォーティネットが世界第2位のベンダーであることが明らかになりました 1。同レポートはさらに、2020年第1四半期におけるSD-WAN機器の売上高ベースの市場シェアでフォーティネットを世界でトップ3のベンダーの1つに挙げています。市場におけるフォーティネットのこのような急成長は、自宅から支社、さらにはクラウドまでのあらゆる場所にSD-WANを提供し、以下に示す多様なユースケースをサポートする能力が高く評価されていることで達成されています。
- Fortune 1000 の複雑な環境への対応:フォーティネットのセキュアSD-WANは、柔軟で堅牢なSD-WAN、セキュリティ、最適化機能を統合ソリューションとして提供し、ビジネスの俊敏性の達成に貢献します。多くの場所に支社が分散するグローバルWANにおいても、輻輳、遅延、パケットロスなどのネットワーク障害を回避して克服し、自己修復とパフォーマンス向上を可能にします。フォーティネットのセキュアSD-WANは、アプリケーション中心の実装と自動化による一元的なエンドツーエンドのオーケストレーションを提供して運用を簡素化し、導入配備、プロビジョニング、変更の管理に要する時間とコストを削減します。RollinsのITC運用担当バイスプレジデントであるKevin Morrison氏は、Fortune 1000 の複雑な環境もサポートするフォーティネットの能力について、次のように述べています。
「フォーティネットのセキュアSD-WANによって、接続、セキュリティ、管理に関する当社のいくつもの課題を、高度なルーティング機能、SD-WAN、セキュリティを単一のアプライアンスでサポートする包括的なソリューションで解決することができました。SD-WAN機能とセキュリティが統合されているため、アプリケーションのパフォーマンスとセキュリティ態勢を同時に向上させることができます。現在の世界的に困難な状況において、当社はフォーティネットのセキュアSD-WANの優れた機能を再認識することになりました。従業員のテレワークを迅速にサポートし、世界中のさまざまな場所の継続的な接続を保証できただけでなく、支社に置かれたフォーティネットのソリューションのテスト、実装、導入をリモートで実行できたのです」
- クラウド中心のWAN:フォーティネットのセキュアSD-WANは、クラウドへの最速経路を提供する機能によってクラウドアクセスを加速し、オーバーレイトンネルをマルチクラウドへとシームレスに接続します。クラウドワークロードへのアクセスには主にインターネットが利用されることになりますが、フォーティネットの統合型の高度なセキュリティによって、クラウドアプリケーションへのセキュアアクセス、自動化、可視化が可能になります。さらには、クラウド間SD-WANも可能になるため、IT部門はシームレスなクラウド間ネットワークやセキュリティアーキテクチャを構築することもできます。De Heus Animal Nutritionの情報セキュリティ部門責任者であるDirk van Gelderen氏は、クラウド中心WANのサポートに関するフォーティネットの能力について、次のように述べています。
「フォーティネットのセキュアSD-WANでは、最速経路で支社をクラウドに接続できるため、最適な通信手段をすべてのユーザーに拡張できるようになりました。フォーティネットのセキュアSD-WANによって、ユーザーエクスペリエンスの向上だけでなく、マルチクラウド環境への効率的な接続も実現しました」
- 大規模環境でも容易な導入配備を実現:フォーティネットのセキュアSD-WANは、WANエッジ、WiFi、LTE、セキュリティ機能を統合することで、インターネットへのダイレクトリンク経由でエンドユーザーをクリティカルアプリケーションに安全に接続します。これにより、インテリジェントなトラフィックのステアリング、フェイルオーバー、一貫性あるポリシーの適用によるコンプライアンスの保証が可能になり、信頼性の高いアプリケーションアクセスが実現します。直感的なオーケストレーションとゼロタッチプロビジョニングによって、分散する支社におけるビジネスポリシーの複製が容易になり、少ない作業時間で導入展開が完了します。Grupo UniversalのIT運用管理担当ディレクターであるMiguel Raúl González氏は、大規模環境においても容易な導入配備をサポートするフォーティネットの能力について、次のように述べています。
「当社では、通信インフラストラクチャからフォーティネットのソリューションへの移行が鍵となりました。一元管理が可能になったことで、支社の制御が大幅に強化されました。また、統合されたフォーティネット セキュリティ ファブリックによって、インフラストラクチャ内外におけるサイバー攻撃の検知能力が改善されました。一元管理も可能になり、パッチ管理が統一されてFortiGateアプライアンスの管理も容易になりました。さらに、セキュアSD-WANの採用によって帯域幅が最適化され、年間70,000ドルのコスト削減が実現しました」
新製品「FortiGate 80F」
今回フォーティネットは、セキュアSD-WANアプライアンスの新製品「FortiGate 80F」を発表し、製品ポートフォリオのさらなるイノベーションと拡大を強力に推進します。専用のSD-WAN ASICを搭載するデスクトップ型のこの新製品はバイパスインタフェースを内蔵しており、計画内 / 計画外のネットワーク停止中でも安定した接続を提供します。FortiGate 80Fは、業界最高のパフォーマンス、自動化された大規模なオーバーレイ、高度なネットワーキング機能によってFortune 1000 の複雑な環境もサポートし、最高品質のユーザー体験を実現します。WiFiやPoE機能を内蔵し、大規模な環境においても容易な導入展開をサポートするため、WANエッジや支社の統合に最適です。
Security Compute Ratingは、専用設計のASICを搭載するフォーティネットの次世代ファイアウォールアプライアンスの性能を、ネットワークやセキュリティの処理にCPUを使用する同一価格帯の他社製次世代ファイアウォールやSD-WAN製品と比較するものです。SoC4セキュリティプロセッサを搭載するFortiGate 80Fは、フォーティネット独自のセキュリティプロセッサの比類のない性能のメリットを際立たせており、下記のSecurity Compute Ratingsを実現しています。
技術仕様 | FortiGate 80F (SoC4) | 業界平均 | Security Compute Rating | Cisco Viptela – ISR 1100-8P | Cisco Meraki MX84 | VeloCloud 620 | Versa CSG 750 | CloudGenix– ION 2000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイア ウォール |
10 Gbps |
1.18 Gbps |
8 倍 |
1.75 Gbps |
0.5 Gbps |
1 Gbps |
2.5 Gbps |
0.15 Gbps |
IPsec VPN | 6.5 Gbps |
0.39 Gbps |
16 倍 |
0.33 Gbps |
0.25 Gbps |
0.2 Gbps |
0.8 Gbps |
非公開 |
脅威保護 | 0.90 Gbps |
0.24 Gbps |
3 倍 |
非公開 |
0.32 Gbps |
非公開 |
0.15 Gbps |
非公開 |
SSLインスペクション | 0.7 Gbps |
― |
― |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
ファイアウォール同時セッション | 1,500,000 |
201,666 |
7 倍 |
非公開 |
非公開 |
480,000 |
100,000 |
25,000 |
クライアント - ゲートウェイ間トンネル | 2,500 |
100 |
25 倍 |
非公開 |
100 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
接続数 / 秒 | 45,000 |
3,650 |
12 倍 |
非公開 |
非公開 |
4,800 |
2,500 |
非公開 |
SSL-VPN | 0.95 Gbps |
― |
― |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
フォーティネットのプロダクト担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMO、John Maddison(ジョン・マディソン)は次のように述べています。
「在宅勤務とマルチクラウドの採用増加によって、真の効率性を備えた、あらゆる場所に実装できるSD-WANソリューションが必要とされるようになりました。フォーティネットは、SD-WANイノベーションへの取り組みを継続しており、自宅、支社、キャンパス、マルチクラウドへの導入展開が可能な、業界で最も広範でセキュアなSD-WANソリューションを提供しています。SD-WAN市場でフォーティネットが継続的に高く評価されていることは、アプリケーションにおける最高のユーザー体験とコスト削減を可能にする能力の証に他なりません。」
1 ガートナー社、Market Share: Enterprise Network Equipment by Market Segment, Worldwide, 1Q20, Christian Canales, Naresh Singh, Joe Skorupa, Nat Smith, 29 June 2020
関連リンク
FortiGate 80F
フォーティネットについて (www.fortinet.com)
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、世界中の大手企業、サービスプロバイダ、そして政府機関を守っています。フォーティネットは、拡大するアタックサーフェス(攻撃対象領域)に対するシームレスな保護とインテリジェンスを提供し、外部との明確な境界が消滅したネットワークでの、増え続けるパフォーマンスの条件に応じるパワーで、現在もまた将来も、お客様に貢献します。ネットワーク上でも、アプリケーションやクラウド、またはモバイル環境であっても、妥協することなく、極めて重大なセキュリティ上の問題に対応するセキュリティを提供できるのはフォーティネットのセキュリティ ファブリックのアーキテクチャだけです。フォーティネットは世界で最も多くのセキュリティアプライアンスを出荷し、世界465,000以上のお客様がビジネスを守るためにフォーティネット に信頼を寄せています。フォーティネットのネットワークセキュリティエキスパート(NSE)インスティチュートは、テクノロジーカンパニーとしても、ラーニングカンパニーとしても、業界で最大規模かつ広範なサイバーセキュリティのトレーニングプログラムを提供しています。
フォーティネットジャパンについては、fortinet.com/jp をご覧ください。
Copyright© 2020 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「™」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiCare、FortiManager、FortiAnalyzer、FortiOS、FortiADC、FortiAP、FortiAppMonitor、FortiASIC、FortiAuthenticator、FortiBridge、FortiCache、FortiCamera、FortiCASB、FortiClient、FortiCloud、FortiConnect、FortiController、FortiConverter、FortiDB、FortiDDoS、FortiExplorer、FortiExtender、FortiFone、FortiCarrier、FortiHypervisor、FortiIsolator、FortiMail、FortiMonitor、FortiNAC、FortiPlanner、FortiPortal、FortiPresence、FortiProxy、FortiRecorder、FortiSandbox、FortiSIEM、FortiSwitch、FortiTester、FortiToken、FortiVoice、FortiWAN、FortiWeb、FortiWiFi、FortiWLC、FortiWLCOS、FortiWLMなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。