Skip to content Skip to navigation Skip to footer

ニュースリリース

フォーティネットの最新セキュリティプロセッサが、業界トップの販売実績を誇る次世代ファイアウォールのさらなる高速処理を実現

FortiGate 60Fがセキュリティ計算処理評価で新たな次元のベンチマークを達成し、セキュリティとSD-WANの統合において高パフォーマンスを提供

フォーティネットジャパン株式会社 - 2019年11月7日


幅広い適用領域で(Broad)システム連携し(Integrated)自動化された(Automated)サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーであるフォーティネット(Fortinet®、NASDAQ: FTNT)は本日、最も高速でパワフルなデスクトップセキュアSD-WANアプライアンス、FortiGate 60F次世代ファイアウォールを発表しました。世界中で150万台以上の販売実績を誇るFortiGate 60シリーズは、次世代ファイアウォールとしてトップの販売台数を達成しています。今回新たにフォーティネット独自の専用設計セキュリティプロセッサ、SOC4(System on a Chip 4)を搭載することで、業界トップのSecurity Compute Ratings(セキュリティ計算処理評価)を達成し、お客様のWANエッジトランスフォーメーションを強力に支援します。

今日のデジタルイノベーションと急速なクラウドの採用がビジネスの様相を一変しようとしており、企業組織はネットワーク帯域幅の制約によるユーザー体験の品質低下や、インターネットに接続する支社オフィスのセキュリティリスク増大など、大きな課題に直面しています。SD-WAN(ソフトウェア定義型広域ネットワーク)は、このような課題を解決すると同時に、MPLS接続に関連するコストを削減するソリューションとして登場し、広く採用されてきました。しかしながら、すべてのSD-WANソリューションが今日のWANエッジにおける要件を満たしているわけではありません。市場で提供されているSD-WANの多くは不完全なソリューションで、安全な接続や高品質のユーザー体験の実現に充分なパフォーマンス、可視性、あるいはセキュリティを適切に提供することができません。

エンタープライズ規模の企業におけるWANエッジトランスフォーメーションの推進、そしてセキュアSD-WANの提供へのフォーカスを続けるため、今回フォーティネットは特許取得済のSOC4セキュリティプロセッサを搭載する最新の次世代ファイアウォールであるFortiGate 60Fを発表します。FortiGate 60Fは、以下の機能を提供します。

  • FortiGate 60Fは、SD-WAN、先進のルーティング機能、そして高度なセキュリティ機能を単一のアプライアンスに統合しています。これにより、ネットワーク担当者が迅速で容易なセキュアSD-WANの導入配備を実現すると同時に、単機能セキュリティ製品群を単一のソリューションに集約することで、複雑さの解消を支援します。その結果、高パフォーマンス、そして適切なTCO(総所有コスト)でのユーザー体験の品質改善が実現します。

  • SaaS、マルチクラウド、ユニファイドコミュニケーションなどのビジネスクリティカルなトラフィックにおける高品質のユーザー体験を継続的に提供するため、FortiGate 60Fはパフォーマンスに悪影響を及ぼすことなく、またすべてのクリティカルアプリケーションのトラフィックを最適なパスへと確実にルーティングし、クラストップレベルのアプリケーションステアリング機能、そして暗号化トラフィックを含むすべてのトラフィックの可視化を実現します。

  • フォーティネットが開発した特許取得済のSOC4セキュリティプロセッサを搭載するFortiGate 60Fは、セキュリティ ドリブン ネットワーキングのアプローチを活用し、SSL/TLS暗号化トラフィックのディープインスペクション(業界初のTLS 1.3サポートを実現)を、業界平均の11倍にも及ぶ750 Mbpsで実現することが可能です。FortiGate 60Fは、IPS、アプリケーション制御、アンチマルウェア機能という包括的な脅威保護機能を業界平均の4倍にあたる700 Mbpsで提供しており、パフォーマンスを低下させることなくネットワークを保護します。

フォーティネット独自のセキュリティプロセッサは、パフォーマンス、拡張性、そしてフォーティネットのセキュリティソリューションのバリューを飛躍的に向上し、ユーザー体験の品質改善とともにフットプリントや電力要件の削減を実現します。 Security Compute Ratingは、専用設計のASICを搭載するフォーティネットの次世代ファイアウォールアプライアンスの性能を、ネットワークやセキュリティの処理にCPUを使用する同一価格帯の他社製次世代ファイアウォールやSD-WAN製品と比較するものです。SOC4セキュリティプロセッサを搭載するFortiGate 60Fは、フォーティネット独自のセキュリティプロセッサの比類のない性能のメリットを際立たせており、下記のSecurity Compute Ratingsを実現しています。

技術仕様 FortiGate 60F (SOC4 ASIC) 業界平均 Security Compute Rating Palo Alto Networks PA 220 Check Point 1550 Security Gateway Cisco Meraki MX 67 VMware VeloCloud 520V Cisco Viptela vEdge 100
ファイア
ウォール

10 Gbps

0.65 Gbps

15 倍

0.5 Gbps

1 Gbps

0.45 Gbps

N/A

N/A

IPSEC VPN

6.5 Gbps

0.38 Gbps

17 倍

0.1 Gbps

1.3 Gbps

0.2 Gbps

0.2 Gbps

0.1 Gbps

脅威保護

0.70 Gbps

0.18 Gbps

4 倍

0.15 Gbps

0.45 Gbps

0.3 Gbps

N/A

N/A

SSLインスペクション

0.75 Gbps

0.065 Gbps

11 倍

0.065 Gbps

N/A

N/A

N/A

N/A

ファイアウォール同時セッション

700,000

15,000

47 倍

64,000

14,000

N/A

N/A

N/A

出典:FortiGateの性能値は、フォーティネットが実施したテスト結果に基づきます。他ベンダー製品の情報は、データシート記載の性能値に基づきます。N/Aは、ベンダーが性能仕様を公開していない項目であることを示しています。

* 業界平均は、Palo Alto Networks、Check Point、Cisco Meraki、Cisco Viptela、VMware VeloCloud、およびその他のSD-WANベンダーの同一価格帯ソリューションの性能値に基づいて算出しています。

FortiGate 60Fは、クラス最高レベルの価格性能比を実現しており、WANからアクセスエッジに至るまで、統合され自動化されたセキュリティを単一のコンソールから拡張することで、ネットワーク担当者がセキュアSD-Branchへと容易に移行するための基盤を提供します。

今回FortiGate 60Fを発表したことで、セキュアSD-WANに対するフォーティネットのコミットメットがさらに強化されることになると同時に、前年同期比234%の成長率を達成している2019年第2四半期の売上に基づく全世界のSD-WAN設備の市場シェアで、上位3社のベンダーの一角を担うという位置付けをさらに確かなものとします。このソリューションは、第三者機関による評価と認定によってその優れた性能が実証されており、NSS LabsのSD-WANグループテストレポートでは、2年連続で「Recommended(推奨)」の評価を獲得しています。このような第三者機関による評価は、最高のパフォーマンスと高度なセキュリティの提供を通じてフォーティネットが真のWANエッジトランスフォーメーションを推進し、お客様を支援することへのさらなる注力を明確に示すものです。

今回の発表に対する業界各社の声
「フォーティネットのソリューションによって、お客様はネットワーク環境の複雑さを大幅に解消させることができます。これは、SD-WANの機能がFortiGateアプライアンス上で提供されるため、MSPは1つのチームで1台のデバイスを管理するだけで済むからです。他のSD-WANソリューションでは、ファイアウォールとSD-WAN各々の担当チームの間で問題解決に向けたやり取りを続けることになりかねません。フォーティネットのセキュアSD-WANは、すべてが1つのアプライアンス上に統合され1つのチームで管理できるため、MSPは顧客のWAN接続をシームレスにバックアップ可能となり、セキュリティ態勢で妥協するリスクもなく運用できます」
- TPx Communications、シニアプロダクトマネージャ、Erik Nordquist氏

「フォーティネットの提供するソリューションは、当社のネットワークにおける将来的な変更にも対応できる優れた柔軟性を備えており、厳密なセキュリティ要件に基づくSD-WANの導入配備が可能です。フォーティネットはグローバル規模で優れた評価を獲得しており、最新のFortiGate 60Fをはじめとするその優れた製品群や継続的なイノベーションによって、現在そして未来の当社のニーズに応えてくれると確信しています」
- Marina Developments Limited、IT部門責任者、Keith氏

フォーティネット プロダクト担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMO John Maddison(ジョン・マディソン)のコメント
「フォーティネットは、社内の主要なビジネスアプリケーションをサポートするためにWANエッジで要求される高いレベルのユーザー体験、可視性、そしてセキュリティの実現に苦慮している現実を多くのお客様から聞く機会が増えています。最新のセキュリティプロセッサを搭載したFortiGate 60Fを発表したことで、フォーティネットはセキュリティのイノベーションへの注力を今後も継続するとともに、業界でこれまでにないレベルのパフォーマンスを実現する製品を提供し、ネットワーク担当の方々が真のWANエッジトランスフォーメーションを実現するサポートをしていきます。急速に拡大するフォーティネットの市場シェアは、SD-WAN、高度なルーティング機能、そして先進のセキュリティを単一のアプライアンス上に統合するという、フォーティネットのセキュリティ ドリブン ネットワーキングのアプローチが求められていることを明確に示しています」

 

関連リンク

FortiGate 60Fデータシート
FortiGate: 次世代ファイアウォール (NGFW)
FortiGate セキュアSD-WAN
セキュア SD-Branch

 

フォーティネットについて (www.fortinet.com)

フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、世界中の大手企業、サービスプロバイダ、そして政府機関を守っています。フォーティネットは、拡大するアタックサーフェス(攻撃対象領域)に対するシームレスな保護とインテリジェンスを提供し、外部との明確な境界が消滅したネットワークでの、増え続けるパフォーマンスの条件に応じるパワーで、現在もまた将来も、お客様に貢献します。ネットワーク上でも、アプリケーションやクラウド、またはモバイル環境であっても、妥協することなく、極めて重大なセキュリティ上の問題に対応するセキュリティを提供できるのはフォーティネットのセキュリティ ファブリックのアーキテクチャだけです。フォーティネットは世界で最も多くのセキュリティアプライアンスを出荷し、世界415,000以上のお客様がビジネスを守るためにフォーティネット に信頼を寄せています。

フォーティネットジャパンについては、fortinet.com/jp をご覧ください。

Copyright© 2019 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「™」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiCare、FortiManager、FortiAnalyzer、FortiOS、FortiADC、FortiAP、FortiAppMonitor、FortiASIC、FortiAuthenticator、FortiBridge、FortiCache、FortiCamera、FortiCASB、FortiClient、FortiCloud、FortiConnect、FortiController、FortiConverter、FortiDB、FortiDDoS、FortiExplorer、FortiExtender、FortiFone、FortiCarrier、FortiHypervisor、FortiIsolator、FortiMail、FortiMonitor、FortiNAC、FortiPlanner、FortiPortal、FortiPresence、FortiProxy、FortiRecorder、FortiSandbox、FortiSIEM、FortiSwitch、FortiTester、FortiToken、FortiVoice、FortiWAN、FortiWeb、FortiWiFi、FortiWLC、FortiWLCOS、FortiWLMなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。