パートナー

ネットワークとセキュリティのコンバージェンス(収斂)におけるパートナーの役割

投稿者 Jon Bove | 2022年4月20日

組織とその従業員は、職場がリモートかオフィス内かどうかに関係なく、即座にネットワークリソースにアクセスする必要性が増しています。その結果、従来のネットワーク境界は規模が拡大しており、新しい技術の流入やテレワークの定着によってその傾向は今後も続くでしょう。

ただし、クラウドの導入がネットワークアクセスの強化で重要な役割を果たす一方、一定の業務においては、多くの組織が依然としてデータセンターに依存しています。こうしたことを踏まえると、コンサンプションモデルの構築と実装において、すべてに対応できる万能なアプローチはもはや存在しないことは明らかです。一方、クラウドやデータセンターの利用状況とは関係なしに、レガシーシステム全体がネットワークの需要やコンフィギュレーションの変化についていけなくなっています。これはつまり、セキュリティの改善が必要であることを意味します。

こうした進化するセキュリティ要件への対応策として求められているのが、セキュリティとネットワークのコンバージェンス戦略、すなわちセキュリティ ドリブン ネットワーキングです。ネットワークの各構成要素を1つのセキュリティアーキテクチャに統合することで、組織はセキュリティを低下させずにIT機能を拡張することができます。また、セキュリティとネットワークのコンバージェンスに対する意識が組織全体で高まれば、パートナーはそれを自社のインフラストラクチャとお客様へのサービスの両方に役立てることができます。

パートナーにとってのネットワークとセキュリティのコンバージェンスの重要性

クラウドの消費パターンは変化しており、その要因は5Gネットワークの普及、テレワーク環境、そして、デジタルイノベーションがもたらしたスマートシステムにあります。その結果、複数のエッジがあるネットワークが構築され、攻撃対象領域の急速な拡大、ネットワークコンフィギュレーションの変更、複数のクラウドにまたがるデータ追跡といった新しい課題が生じています。場所や相手を問わずセキュリティの提供を求められる現状では、旧来のソリューションで最新のビジネス需要に対応することが困難になっています。一方パートナーは、これを機に多様なセキュリティを提供し、お客様やその従業員が今すぐに必要としているサポートを届けることができます。

最終的に組織が必要とするのは、自社固有のネットワーク環境やビジネス要件に適したセキュリティソリューションです。ビジネスの成功において、ネットワークインフラストラクチャとセキュリティのコンバージェンスの果たす役割が増大するにつれて、「セキュリティ ドリブン ネットワーキング」アプローチの導入はますます重要になってくるでしょう。この戦略では、組織のネットワークおよびセキュリティアーキテクチャを統合することで、セキュリティを事業運営の主たる原動力として機能させることができます。セキュリティ ドリブン アプローチを導入すれば、企業は重要な資産をリスクにさらすことなく、デジタルイノベーションを推進できます。

セキュリティ ドリブン ネットワーキングによるパートナーのメリット

セキュリティ ドリブン ネットワーキングを導入すると、パートナーはより強力なセキュリティをお客様に提供すると共に、自社のビジネスも成長させることができます。また、ハイブリッドITの課題への対処方法を助言し、お客様のネットワークとセキュリティのコンバージェンスを支援することは、自社の価値を証明することにもなります。ハイブリッドインフラストラクチャ、柔軟性、およびパフォーマンスを重視した、セキュリティとネットワークのコンバージェンスアプローチを導入 / 推奨するにはいくつもの理由があるのです。

現代の企業は、クラウドやデータセンターを利用して事業活動を行っており、それがハイブリッドIT環境が増大する原因になっています。たとえお客様がクラウドに重点を置いていたとしても、保護すべきエンドポイントは存在します。特に、広範囲にテレワークを採用している場合はなおさらです。パートナーがこうした課題に対処するには、セキュリティとネットワークのコンバージェンスを考慮して製品やサービスを構築する必要があります。

柔軟性は、セキュリティ ドリブン ネットワーキングの重要なコンポーネントです。柔軟なインフラストラクチャがあれば、IT環境の変化に素早く適応して最先端のサービスを提供し、競争で優位に立つことができます。お客様は迅速で効果的なソリューションを求めているため、ネットワークの速度に見合ったセキュリティが必要です。全体的に見て、セキュリティ ドリブン ネットワーキングはセキュリティを低下させることなく、お客様が必要とするパフォーマンスを実現できます。

パートナーによるネットワークとセキュリティのコンバージェンスの推進

最新のネットワークは、エッジ機能とクラウド機能の両面でますます複雑化しています。サイバー犯罪者はこの事実を認識しており、ネットワークエコシステムの変化につけ込んで、脆弱性を探し出し悪用しています。ハイブリッドITを導入する企業の増加に伴い、従来型のセキュリティソリューションでは重要な資産を保護できなくなってきました。セキュリティとネットワークのコンバージェンスは、現在のところすべての組織で実践されてはいませんが、パートナーにとっては、パフォーマンスやセキュリティに関するお客様の要求に応えるための大きなチャンスとなります。

フォーティネットのセキュアSD-WANによるセキュリティ ドリブン ネットワーキングのアプローチを採用することで、WANエッジのユーザーエクスペリエンスの改善やオペレーションの簡素化が可能になります。

フォーティネットのユーザーコミュニティ(Fuse)にご参加ください。意見の交換やフォーティネットの製品およびテクノロジーの詳しい情報の入手が可能になります。