業界トレンド
世界のデジタルエコノミーは、かつてないペースで成長し続けています。これは企業にとってほぼ良いニュースです。商品やサービスを流通させる新しい簡単な方法が見つかったり、ワークフローの効率が向上したり、収益が増大したりしているからです。その一方で、セキュリティチームが受けるプレッシャーはかつてないほど強まっています。セキュリティの専門家たちは、絶えず拡大し続ける攻撃対象領域を守るために休みなく働いていますが、ほとんどの場合、そのために必要なリソースが不足しています。
今も続く人材不足は、今日のセキュリティ業界にとって最も重大な障害の1つになっています。サイバー犯罪者の戦術の進化を受けて、企業は熟練したセキュリティ専門家の募集、雇用、定着のために懸命に努力しています。あらゆる業界、あらゆる地域の企業が、この問題の影響に直面しています。最近のレポートによると、昨年は84%の企業が1回以上侵害を経験しており、ビジネスリーダーの3分の2以上が、IT部門やセキュリティ部門の役職に空きがあると各部門の運営に重大なリスクが生じると述べています。
しかし、不足している人材が340万人と見積もられている現状では、すでにサイバーセキュリティの経験を積んでいる専門家だけで空きポストを埋めることはできません。より幅広い人材プール(その大部分は未開発)から人々をサイバーセキュリティ分野に引き付けるために、すでにさまざまな取り組みが進行していますが、その1つに、トレーニングとアップスキリングのプログラムを提供することで人材を育成するという取り組みがあります。
認定プログラムは、あらゆるレベルの経験をセキュリティの専門家たちに提供します。たとえサイバーセキュリティ分野で働いたことがない人でも、この業界でキャリアを積んだり躍進するために不可欠なスキルを学ぶ機会を得られます。
大半のビジネスリーダーは、技術的な専門知識とスキルの価値を認識しています。「フォーティネットサイバーセキュリティスキルギャップレポート2023年版」によると、回答者の82%がサイバーセキュリティ認定資格が組織にとって有益であると答え、90%は従業員のサイバーセキュリティ認定資格取得に費用を支給する用意があると答えています。さらに、自身またはチームの一員が認定資格を所持している回答者の95%が、認定資格は有用であると答えています。
当社のFortinet Training Instituteプログラムは、人材不足の解消に役立つサイバーセキュリティトレーニングへのアクセスの促進に力を入れており、世界中の認定トレーニングセンター(ATC)パートナーがこの取り組みに不可欠な役割を果たしています。フォーティネットのATCは、公認されたトレーニング組織のネットワークであり、チャネルパートナーやトレーニング会社が含まれます。ATCは世界151の国と地域に存在し、そのすべてで、フォーティネットが開発したネットワークセキュリティエキスパート(NSE)カリキュラムを、オンデマンドコースと対面コースの両方で、28ヵ国語で提供しています。
フォーティネットの2023年最優秀ATCパートナーアワード(アジア太平洋地域)を受賞したDatacipher Solutions社のAmarandhar Kotha氏は、次のように述べています。「脅威の現状を鑑みると、フォーティネットの認定プログラムを選ぶことが戦略的な対策となります。サイバーセキュリティ分野に新たに参入する人々にとって、この認定プログラムは確固とした基礎を提供してくれます。経験豊富な専門家の場合、これらの認定プログラムは大きなチャンスを切り開いてキャリアを飛躍させる契機となります。」
年間最優秀ATCパートナーアワード(ラテンアメリカ地域)を受賞したTD SYNNEX AcademyのRoberto Borda氏は、「専門家は、企業が直面している複雑な問題に対処するためにさらなる知識とスキルを必要としています」と付け加えました。
脅威の状況が深刻化するにつれて、サイバーセキュリティ認定プログラムを通じて最新の知識を得ることが、あらゆるレベルのセキュリティ専門家にとって不可欠となります。ATCマーケティングイノベーションアワードを受賞したExclusive Networks社のNada Bogdanyi氏は、「当社のクラスでは新人とベテランが肩を並べて学んでおり、それがダイナミックで豊かな学習環境を生み出しています」と述べています。ATCマーケティングイノベーションアワードを受賞したArrow Education Services社のThierry Desouche氏もこの意見に賛同し、次のように述べています。「(さまざまな肩書きの人々が当社のコースで学んでおり、)システムエンジニア、管理者、コンサルタント、ITマネージャー、ネットワーク管理者、セキュリティマネージャーなどが参加しています。」
フォーティネットのATCパートナーは、最大限の柔軟性を受講者に提供しており、トレーニングをいつ、どこで、どのように受けるかについて、数多くの選択肢を用意しています。受講者は、オンラインで自分のペースで授業を受けることも、対面での指導を受けることもできます。
Kotha氏は、「当社のコースは、便利で、柔軟で、経済的です。インストラクターが指導するコースを受講すれば、すべての参加者が活発に交流することもできます」と述べています。
Borda氏もこれに賛同し、対面での指導を選んだ受講者は付加価値を得ることが多いと指摘しています。「専門家と対面して学ぶ受講者は、当社のインストラクターが長年にわたり現実のソリューションの開発と実装に取り組むなかで獲得したすべての経験を活かした有意義な授業を受けられます。仮想の教室でも対面の教室でも、当社のチャネルパートナーが直面している現実の問題を教材として取り上げます。また、自前のインフラストラクチャを備えているため、トレーニング全体を通じて追加の演習を受講者に提供することもできます。」
対面での指導は、受講者とインストラクターのコラボレーションの促進に特に適しています。「受講者たちは、インストラクターや他の受講者と一緒に学習する機会を高く評価しています。クラスで人的ネットワークを広げる機会を活かすことで、受講者はさらに利益を得られます」と、年間最優秀ATCパートナーアワード(ヨーロッパ / 中東 / アフリカ地域)を受賞したArrow Education Services社のSilke Hein氏は述べています。
ATCパートナーのトレーニングの受講者は、進化し続ける脅威から組織を守るために必要な知識とユニークなスキルを身に付けてコースを修了します。Borda氏は次のように述べています。「当社のトレーニングは、人工知能や仮想現実など、サイバー世界のトレンドに合わせて絶えず進化しています。フォーティネットの認定プログラムで、自社を効果的に守るために必要なスキルを身に付けることができます。」
Bogdanyi氏は、「当社のプログラムは、サイバーセキュリティの専門家たちを限界まで充電し、組織を防御して彼らのキャリアを飛躍させるために必要なツールを広く認められた認定資格という形で提供します」と述べています。
フォーティネットは、熟練したサイバーセキュリティの専門家の不足を解消する一助として、さまざまな教育プログラムを通じて2026年までにサイバーセキュリティについて100万人のトレーニングを実施するという取り組みを進めています。ATCプログラムはこの取り組みの重要な一部であり、パートナー各社はサイバーセキュリティ業界での就職やキャリアアップを望むすべての人にとって利用しやすいトレーニングを用意しています。
サイバースキルのギャップを解消し、将来のサイバーセキュリティ人材の育成を支援する、ATC プログラム、NSE認定プログラム、アカデミックパートナープログラム、Education Outreachプログラムを含む、フォーティネットのTraining Advancement Agenda(TAA)とTraining Instituteのプログラムの詳細をご覧ください。