業界トレンド

クラウドセキュリティ2021:最新のトレンドとインサイト

投稿者 Fortinet | 2021年7月27日

2021年も引き続きクラウドセキュリティが注目の話題となる中、フォーティネットとCybersecurity Insiders社は、世界中のあらゆる業界でサイバーセキュリティに携わる専門家に、最新のインサイトについて質問しました。最新の「2021年クラウドセキュリティレポート」(英語)では、技術担当役員、マネージャー、ITセキュリティ担当者まで、500人を超えるサイバーセキュリティの専門家から回答をいただき、クラウドのセキュリティ脅威、組織におけるクラウドの使用状況、重視するベストプラクティスが明らかになりました。ここでは、主な調査結果の一部を紹介します。

多様化するデジタル化動向とクラウドセキュリティの役割

まず、予想どおりですが、企業各社は引き続き、重要なビジネス目標を達成するためにクラウドの導入を急速に進めています。この傾向は、すぐに弱まることはないように思えます。このレポートによると、現在、ワークロードの半分以上をクラウドで実行している企業は33%で、今後12〜18ヵ月で、この数字は56%にまで上昇すると示されています。

マルチクラウドは、選択的な戦略であるか単なる結果であるかに関係なく、非常に一般的になっています。大半の組織では、ハイブリッドクラウドかマルチクラウド戦略を進めています(71%)。このような戦略を進めるのは、複数サービスの統合、拡張性、またはビジネス継続性が理由にあります。クラウドプロバイダーを2つ以上利用している企業は76%になります。これは、オンプレミスがなくなったという意味ではなく、ハイブリッド型は現在もデプロイメントの3分の1以上を占めています。つまり、企業は現在、拡大する多様なデジタル化動向の中でオペレーションを行っていることを意味します。

クラウドセキュリティプロバイダー

巧妙化し深刻化する脅威動向

デジタルの脅威動向も同様に拡大していることを踏まえると、セキュリティが引続き懸念点であることは当然と言えます。ほぼすべての回答者がパブリッククラウドのセキュリティに少なくとも中程度の懸念を抱いており、約3分の1は非常に懸念していることがわかりました。一方で、クラウドセキュリティの脅威でトップとなったのは脅威アクター(サイバー攻撃者)ではなく、設定ミスとなりました。マルチクラウド環境の管理は複雑であり、現在の困難なタスクがさらに複雑化することは明らかです。サイバーセキュリティの専門家の67%が、クラウドの設定ミスは引き続きクラウドセキュリティの最大のリスクと回答しています。調査対象のサイバーセキュリティ担当者の78%は、ポリシーを設定してクラウド全体のデータを一貫的かつ包括的に保護できる単一のダッシュボードを備えた単一のクラウドセキュリティプラットフォームがあれば、非常に有用であると回答しました。

一方で、サイバーセキュリティの専門家は、予算の制約が厳しい中で業務を行っており、導入するセキュリティソリューションを決定する主要な基準はコストとなっています。クラウドを使って実現を目指すビジネス目標を達成するには、クラウドセキュリティが不可欠ですが、まだ十分に把握していない企業も一部にあるようです。

複雑性に対応したクラウドセキュリティ戦略

「2021年クラウドセキュリティレポート」に記載されている課題に対応するには、複雑性を受け入れる戦略が必要であることは明らかです。企業各社はさまざまなコントロールを備えた幅広いツールを扱っており、セキュリティ態勢はプラットフォームごとに固有で、場合により大きく異なっています。

フォーティネットのアダプティブクラウドセキュリティを利用すると、このような複雑なものにも対応することができます。深く統合されたクラウドネイティブソリューションを利用すると、マルチクラウド環境やハイブリッドクラウド環境を幅広くカバーする一貫的なポリシーによって、一貫的に可視化、保護、管理することが可能になります。このような共通のセキュリティフレームワークは、統一的なセキュリティ態勢を実現するだけでなく、サイバー防御、コンプライアンス報告、データ共有を簡素化することができます。各チームは、自身のニーズに合ったクラウドプラットフォームを自由に採用することが可能で、データやアプリケーションの安全性、およびセキュアアクセスを確保できます。

クラウドは現在、大半の企業や組織にとってデジタル化動向の重要な要素となっており、場合により、将来の成功を実現する鍵となっています。セキュリティ戦略とビジネス戦略を一致させることは、この未来を信頼できる確実なものにする鍵となります。

「2021年クラウドセキュリティレポート」で明らかになったトレンドとインサイトの詳細は、こちら(英語)をご覧ください。

フォーティネットのアダプティブクラウドセキュリティソリューションは、必要とされているクラウドインフラストラクチャ全体の可視化と制御が可能で、データセンターからクラウドまでをカバーするセキュアなアプリケーションと接続性を実現します。詳細はこちらをご確認ください。