カスタマーストーリー

世界的な医療機器会社がFortiSASEを7,000人のユーザーに展開

フォーティネットのSASEソリューションで、セキュリティの強化、運用効率の改善、年間50,000ドルのコスト削減を実現

投稿者 Ramnath Shenai | 2025年1月17日

お客様の視点

100ヵ国近くで慢性症状の管理に関するソリューションを提供しているある大手医療製品 / テクノロジー会社が、セキュリティサービスエッジ(SSE)ソリューションに苦労していました。この会社は世界中にリモートユーザーを抱えており、それらのリモートワーカーが同社のクラウドベースのリソースに安全に接続できるようにすることを強く望んでいました。

同社は3年以上にわたり同じSSEソリューションを使用して、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、およびファイアウォール機能をクラウド内で提供していましたが、そのSSEソリューションはいくつかの重要な分野で欠けている点がありました。

例えば同社は、ドメインコントローラからポリシーをプッシュし、リモートデバイスをトラブルシューティングするために、双方向接続機能を備えたクラウドセキュリティソリューションを必要としていました。しかし、これまで使用していたSSEソリューションで可能なのは、単一方向のトラフィックフローのみでした。その結果、テレワーカーが業務に使用しているVoIP(Voice over Internet Protocol)アプリケーションやピアツーピア(P2P)アプリケーションなどのシステムは、双方向フローを実現するためにSSEやVPNと組み合わせなくてはなりませんでした。そのため、この医療機器会社ではクラウドセキュリティ管理のコストと複雑さが大幅に増大していました。

同社のSSEソリューションに特有の制限に加えて、同社が契約しているレガシープロバイダーは更新費用を継続的に値上げしており、特に同社が必要としている一部のアドオン機能の値上げが顕著でした。SSEソリューションの価格は、その医療機器会社にとって耐えがたいほど高額になりつつありました。

フォーティネットが一元管理される堅牢なSSEとSD-WANを導入

同社は、SASE(セキュアアクセスサービスエッジ)プラットフォームなら必要な双方向トラフィックフローをサポートできるかもしれないと気付きました。SASEは、SSEの機能とSD-WAN(ソフトウェア定義型広域ネットワーク)のネットワーキングを組み合わせて、動的なテレワーカーにクラウドベースのリソースへのセキュアなアクセスを提供します。

医療機器会社がこの選択肢を検討するにつれて、レガシーソリューションと置き換える第1候補としてフォーティネットが浮上してきました。FortiSASEは、堅牢なSSEソリューションとSD-WAN接続を組み合わせます。これには、ZTNASWGFWaaS(Firewall-as-a-Service)、およびAPIベースのクラウドアクセスセキュリティブローカーが含まれます。これらの機能の組み合わせによって双方向トラフィックが可能になり、VoIPソリューションやピアツーピア(P2P)ソリューションなどのプライベートアプリケーションへのセキュアな常時アクセスが実現されます。

フォーティネットのクラウドセキュリティインフラストラクチャのもう1つの重要なメリットは、FortiManagerを通じて一元的に管理でき、オンプレミスとクラウドベースのセキュリティツールからの情報を統合できることでした。単一のプラットフォームを通じてすべてのセキュリティシステムを管理できる能力は、その医療機器会社が求める簡便で一貫したセキュリティ管理というビジョンに完璧に合致していました。

セキュリティの強化、オペレーションの効率化、そして毎年50,000ドルのコスト削減

医療機器会社は、3ヵ月間の概念実証(PoC)のためにFortiSASEを展開しました。フォーティネットのSASEプラットフォームは、医療機器会社が必要としているすべての機能をサポートしており、セキュアなリモートアクセスを提供できることを実証しました。フォーティネットのチームは、自社のSD-WANコネクタがSD-WANの最適経路を提供する機能を備えていることも実証しました。この医療機器会社は、中国にいるリモートユーザーのために、同社が利用しているMicrosoft Azureの中国クラウド上にFortiGate次世代ファイアウォール仮想マシン(VM)を展開しました。このとき、トラフィックを安全にルーティングするために、中国と国際インターネットをつなぐ既存のトランスポート機構を利用しました。

PoCの成功後、同社はテレワーカーをFortiSASEに移行しました。さらに、FortiSASE環境を設計して7,000人のユーザーに展開する際の補助としてFortiCareプロフェッショナルサービスを利用することにしました。

同社は、FortiSASEの双方向機能とマシン証明書を使ったプレログオンVPNをすべてのリモートユーザーへと拡張することで、セキュリティ態勢を強化したいと考えています。さらに、FortiManagerの一元的なセキュリティ管理を活かして運用効率を向上させることで、大きな利益を得ようと計画しています。

FortiSASEは世界中に散らばる数千人のテレワーカーを対象にセキュリティを強化するにもかかわらず、医療機器企業の以前のSSEソリューションと比べて、年間約50,000ドルのコストを削減できます。

おそらく長期的に見て最も重要なことは、同社がフォーティネットのチームとの間で信頼に基づくパートナーシップを築いたことでしょう。この医療機器会社が新たなアプローチをクラウドベースのセキュリティに展開し始めるとき、イノベーションに真剣に取り組むフォーティネットのFortiSASEは、絶えず進化する医療機器企業のセキュリティニーズに適応できる将来も通用するソリューションであると確信して展開を進めることができます。

その結果、同社は世界中の患者の命を救う高品質の医療ソリューションを効果的かつ効率的に提供し続けられるようになるでしょう。

 

FortiSASEによるクラウドのセキュリティ強化とセキュリティ管理の合理化について、詳しくはこちらをご覧ください。