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フォーティネット、2021年のガートナー社「エンタープライズ向け有線 / 無線LANインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント」で、ビジョナリーの1社に2年連続で位置付けられる

投稿者 James Allen および Christopher Hinsz | 2021年12月17日

有線 / 無線LANインフラストラクチャのテクノロジーは、ネットワーク業界で最も古く、最も確立されている技術の1つです。それでも、当社は常にイノベーションの余地があると考えています。この目的のため、有線 / 無線ネットワークに対する当社のビジョンでは、フォーティネットの画期的なセキュリティ ドリブン ネットワーキングのアプローチとAIOpsを活用して、市場における一般的な製品を上回るLANエッジソリューションの進化を実現しています。具体的には、展開されている製品の幅広いデータを活用してアウトプットを改善し、テクノロジーサイロを打破してインテリジェントなネットワーキングを実現しています。これにより複雑さを軽減し、コストを削減することで、一貫したユーザーエクスペリエンスの実現とセキュリティの強化を図っています。

セキュリティギャップを解消し、管理を簡素化するには、セキュリティ ドリブン ネットワーキングを利用して、ネットワークのセキュリティと制御を統合する必要があります。このアプローチの結果、当社では内蔵されている基本的なネットワークアクセス制御(NAC)機能も、追加コストなしで提供しています。また、ネットワーク運用チームの負担を軽減するため、FortiAIOpsでは、セキュリティ ファブリックの包括的なデータ収集を活用した高度な人工知能(AI)機能と機械学習(ML)機能を提供しています。

結果として、セキュリティ ドリブン ネットワーキングのビジョンの実現が推進され、それが当社が2021年のガートナー社「エンタープライズ向け有線 / 無線LANインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント」で、2年連続でビジョナリーの1社としての位置付けにつながったと私たちは考えています。

図1:エンタープライズ向け有線 / 無線LANインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント

フォーティネットのネットワーキングがユニークなメリットを提供

フォーティネットのセキュリティ ドリブン ネットワーキングは、プラットフォームアプローチによって実現しており、フォーティネットでは、単一のインタフェースとオペレーティングシステム(FortiOS)によるシンプルな運用を可能にしています。これにより一元的な管理、自動化、およびオーケストレーションを有線 / 無線LANエッジで可能にするだけでなく、当社のセキュアSD-WANソリューションとシームレスに統合することで、WANエッジでも可能にしています。また、フォーティネットは最近、2021年のガートナー社「WANエッジインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント」でリーダーの1社となり、実行能力において最上位の位置づけと評価されました。

複雑さの軽減は、テクノロジーだけではありません。当社の有線 / 無線LANソリューションは、提供するライセンス数を減らしながら機能を増やし、明確な価値を提供しており、コア機能(オペレーティングシステムを含む)をライセンス提供するという現在のトレンドに逆行しています。

LANエッジに対する独自のアプローチは、当社のFortiGate次世代ファイアウォール(NGFW)をネットワークコントローラとして活用することから始まります。この統合はFortiLinkを通して実現しており、このプロトコルにより、フォーティネットのセキュアイーサネット製品とセキュア無線アクセス製品をフォーティネット セキュリティ ファブリックに統合します。FortiLinkを利用することで、FortiGateは、FortiAPおよびFortiSwitchを、自身の一部のように直接制御、構成、および管理することができます。これらのイーサネットスイッチとWi-Fiアクセスポイントは、フォーティネット セキュリティ ファブリックの一部として組み込めることを意図して開発および設計されています。

LANの外側の高度な機能

セキュリティ ドリブン ネットワーキングを構築し、フォーティネットの幅広いポートフォリオの多くのソリューションを統合することで、LANエッジを超えて、シンプルで優れたパフォーマンスのソリューションを提供します。たとえば、FortiAIOpsの開発では、一元化された重要データを活用しました。FortiAIOpsは、人工知能(AI)と機械学習(ML)を利用しており、IT管理者は定常的な日々のタスクを、排除まではできませんが軽減することが可能です。また、本機能によって、ネットワーク運用上の問題を迅速に特定し、解決することができます。

当社はFortiMonitorによる、有線、無線、WANにまたがる各種アプリケーションに対する監視能力の継続的な改善にも取り組んでいます。FortiMonitorを利用することにより、ユーザーエクスペリエンス(UX)を測定して、パフォーマンス評価とレコメンデーションを通して改善することが可能で、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

当社の有線および無線デバイスには、ディスカバリ、オンボーディング、セグメンテーションなどの基本的なNAC機能が無償で搭載されています。また、高度な機能を必要とする組織向けに、別途、マルチベンダーNACソリューションも提供しています。

ビジョナリーの1社として再度評価

当社は、2021年のガートナー社「エンタープライズ向け有線 / 無線LANインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント™」において、ビジョナリーの1社として位置付けられたことを嬉しく思います。フォーティネットは、成熟した市場で差別化を図るという明確なビジョンに基づき、継続的に投資、開発、改善を行っています。当社の目標は、公正でわかりやすいライセンス付与によって、セキュリティ、管理能力、インテリジェンスを強化することです。

フォーティネットのセキュアかつシンプルで、スケーラブルなLANエッジソリューションの詳細をご確認ください。

2021年のガートナー社「エンタープライズ向け有線 / 無線LANインフラストラクチャについてのマジック・クアドラント」をダウンロードして詳細をご確認ください。


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Gartner, Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure, By Mike Toussaint, Christian Canales, Tim Zimmerman, 16 November 2021. 

Gartner, Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure, Jonathan Forest, Naresh Singh, Andrew Lerner, Evan Zeng, 20 September 2021.